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ツール選定5

フォーム作成ツールの比較。5サービスの違いと選び方の判断軸

フォーム作成ツールは無料でも数多くあり、機能名だけを並べても決めきれません。無料プランの上限、確認画面、自動返信、埋め込み、回答管理という判断軸で、Formieを含む主要サービスの違いを整理します。

執筆・編集: Formie編集部公開日: 2026-07-24

フォーム作成ツールは無料のものだけでも選択肢が多く、機能一覧を並べても「結局どれが自社に合うのか」が見えにくいものです。大事なのは機能の数ではなく、自分の使い方に必要な軸で比べることです。ここでは無料プランの上限、確認画面、自動返信メール、サイト埋め込み、回答管理という5つの軸で、Googleフォーム、formrun、Tayori、フォームズ、Tally、そしてFormieの違いを整理します。個別の詳しい比較は、後半で紹介する各記事に分けています。

フォーム作成ツールを比較検討する様子をイメージしたイラスト

比較の前に決める3つのこと

ツールを比べ始める前に、自分の使い方を3点だけ言葉にしておくと、機能表を見たときの迷いが減ります。1つ目は「誰から、どのくらいの数の回答を受けるか」です。社内の一時的なアンケートなのか、企業サイトの問い合わせ窓口として継続的に受けるのかで、無料プランの上限が効いてくるかどうかが変わります。

2つ目は「送信後にどう対応するか」です。届いた内容をメール通知で受けて個別返信するのか、複数人で対応状況を管理したいのか。フォームを作るだけで終わるのか、対応の管理まで1つのツールに乗せたいのかで、向くサービスが分かれます。

3つ目は「どこに載せるか」です。既存のコーポレートサイトやLPに埋め込むなら、iframe埋め込みができるか、体裁がブランドに馴染むか、提供元のロゴや広告が出るかが気になります。この3点を決めてから表を見ると、必要のない機能に振り回されにくくなります。

逆に言えば、この3つが曖昧なままだと「無料で高機能」といった言葉だけで選んでしまい、公開後に上限や体裁で困ることがあります。まずは自社の使い方を短く書き出すところから始めます。

  • 受ける回答の相手と件数の見込みを書き出す
  • 送信後に個別返信か、複数人での対応管理かを決める
  • 掲載先(自社サイト・LP・単体ページ)と体裁の希望を決める

5サービスとFormieの横断比較

まず全体像として、無料での使い勝手を中心に横断で並べます。細かな条件は各社のプランで変わるため、ここでは判断の入り口になる軸に絞っています。公式サイトで確認できなかった項目は、断定せず「確認できず」と記載しています。

表の見方として、無料プランの上限は継続利用で最初に効いてくる軸です。回答数に月の上限があるサービスは、社内アンケートには十分でも、問い合わせ窓口として使うと早い段階で有料化が必要になることがあります。

確認画面と自動返信メールは、企業サイトの問い合わせで体験に直結する部分です。無料の範囲で使えるかどうかはサービスによって差が大きいので、必要なら早めに確認します。

無料での使い勝手を中心にした横断比較

項目FormieGoogleフォームformrunTayoriフォームズTally
無料プランの上限フォーム・回答とも無制限実質無制限(大量回答で一部挙動が変化)フォーム1個・回答30件/月・1人フォーム/FAQ/アンケート各1つ・回答10件/月・1名ログ保存100件/フォーム・項目12個フォーム・回答とも無制限(公正利用の範囲)
確認画面(入力→確認→完了)標準対応公式に機能記載なしBEGINNER以上公式サイトでは確認できず公式サイトでは確認できず公式ヘルプに記載なし
自動返信メール無料でカスタム文面回答のコピー送信のみ(文面カスタム不可)BEGINNER以上全プラン(フリーは定型文のみ)全プラン対応Pro以上
サイト埋め込み(iframe)無料対応無料から可フリーはiframe埋め込み可公式サイトでは確認できず全プラン可
運営・日本語対応日本製・日本語日本語UI(有人サポートは限定的)日本製・日本語日本製・日本語日本製・日本語海外製(表示は日本語対応、サポート窓口の日本語対応は未確認)

各項目は2026年7月24日に、Googleフォーム・formrun・Tayori・フォームズ・Tallyの公式サイトで公開情報を確認して作成しています。無料プランの条件は改定されることがあるため、最終的な判断の前に各サービスの料金ページを直接ご覧ください。

重視ポイント別の選び方

同じ「フォーム作成」でも、何を重視するかで合うツールは変わります。まず無料で回答数を気にせず使いたいなら、回答に月の上限があるサービスは継続利用で引っかかりやすく、無制限系が向きます。

社内の一時的な集計やGoogleアカウント前提の相手が中心なら、スプレッドシート集計まで一気通貫のGoogleフォームが手軽です。一方、企業サイトの問い合わせで確認画面や整った自動返信、住所自動入力まで無料で使いたいなら、Formieのように標準で備えるツールが向きます。

問い合わせを複数人で分担し、対応状況をステータス管理したいならformrun、FAQやアンケートも含めてサポート窓口を1つにまとめたいならTayoriというように、フォーム単体か、その先の管理までかで選び分けます。

フォーム作成ツールの候補を絞り込む打ち合わせの写真
  • 無料で回答数を気にせず使いたいなら無制限系(Formie・Tally・Googleフォーム)
  • 確認画面・住所自動入力・整った自動返信を無料で使いたいならFormie
  • 対応状況の管理やサポート窓口の統合まで求めるならformrun・Tayori

乗り換え時に共通で起きること

どのツールから移る場合でも、共通して確認しておきたい点があります。まず、既存フォームのURLや埋め込みコードが変わるため、サイト側の差し替えと、旧フォームをいつ閉じるかを決めておきます。移行期間中は新旧を並行させ、回答の取りこぼしを防ぎます。

次に、回答データの引き継ぎです。過去の回答は自動では移らないため、必要ならCSVで書き出して保管し、新しいツールでは受付開始日を区切りにします。フォームの項目名や選択肢も、旧ツールの表現をそのまま持ち込むと不自然になることがあるので、この機会に整理します。

最後に、通知先と返信担当、完了画面の文言を新ツール側で設定し直します。特に自動返信メールや通知の宛先は移行時に抜けやすいので、公開前に自分で1件テスト送信し、通知と回答管理の両方に届くかを確認します。

個別の比較記事で詳しく見る

横断で全体像をつかんだら、候補が絞れてきたサービスは1対1の比較で詳しく見ると判断しやすくなります。各記事では、機能表と料金表、向いているケースまで具体的に整理しています。

自社の使い方に近いものから読み、無料で足りるか、有料化するとしたらどのプランかまで見ておくと、公開後に慌てずに済みます。判断軸はこのページで挙げた5つのままで一貫させると、比較がぶれません。

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