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設計の考え方4

フォームに確認画面は必要?入れるフォーム、入れないフォームの分け方

確認画面は「丁寧だから入れる」で決めると、送信しやすさを損なう場合もあります。問い合わせ、資料請求、申込それぞれで、入れるべきフォームと省けるフォームを分けます。

確認画面は、あると丁寧に見えます。私も、申込や資料請求ではあったほうが落ち着くことが多いです。ただ、慣習だけで入れると、送信前にもう一度止めるだけの画面になることもあります。見たいのは、確認画面が回答者と運営側のどちらにも役に立つかどうかです。

フォームの確認画面をイメージしたイラスト

入れたほうがよいのは、間違いの影響が大きいフォーム

送信前の確認を連想させるキーボード写真

資料請求、採用応募、イベント申込、見積もり依頼のように、入力ミスがあとから手戻りになるフォームでは確認画面が効きます。メールアドレスが違えば連絡できませんし、参加日や希望資料が違えば、社内側で確認の電話やメールが増えます。

法人向けのフォームでは、会社名や部署名をきちんと入力したい人もいます。送信前に一度見直せる流れがあると、回答者にも運営側にも、少しだけ落ち着いて送れる感じが出ます。

特に、希望日時、住所、希望資料、応募職種、同意チェックのように後続対応へ直接つながる項目は確認画面との相性がよいです。間違いに気づける場所を送信前に用意することで、社内の確認作業も減らせます。

たとえば資料請求フォームで「製品Aの資料」と「料金表」を選ぶ場合、選択ミスは送付内容の間違いにつながります。確認画面で会社名、メールアドレス、希望資料だけを見直せるようにすると、回答者も社内担当者も安心しやすくなります。

短い相談フォームなら、省く判断もある

一方で、質問が2、3個しかない軽い相談フォームに確認画面を入れると、少し大げさに見えることがあります。特にスマートフォンでは、画面を移動して、もう一度送信ボタンを押すだけでも地味に面倒です。

問い合わせの温度感が高いときほど、送信までの距離は短いほうがよい場合があります。確認画面は安心のための部品ですが、すべてのフォームに同じように入れるものではありません。

たとえば「サービスについて少し相談したい」という短いフォームで、名前、メールアドレス、相談内容だけを聞くなら、そのまま送信できるほうが自然なこともあります。入力画面でメールアドレスの確認欄を置く、完了画面で返信目安を書く、といった別の安心設計でも足りる場合があります。

  • 短い相談フォームでは確認画面なしも検討する
  • 申込や資料請求では確認画面を使う
  • スマートフォンで送信までの手数を確認する

確認画面に出す項目は絞る

確認画面に説明文、区切り線、補足テキストまで全部出すと、回答者は何を見直せばよいのか分かりにくくなります。確認画面は、入力内容を並べる場所です。読ませたい説明をもう一度出す場所ではありません。

Formieではフォーム単位で確認画面を使うか選べるだけでなく、項目ごとに確認画面へ出すかどうかも調整できます。住所、メールアドレス、希望日、選択した資料など、見直してほしい回答だけを残すと、確認画面はずっと読みやすくなります。

確認画面で見せない項目があっても、入力画面での説明が不要になるわけではありません。注意書きや補足説明は入力時に読み、確認画面では送信内容を見直す。この役割分担をはっきりさせると、画面がすっきりします。

送信前の見直しや社内確認をイメージした資料確認の写真

最後は、送信までの流れで見る

確認画面を入れるかどうかは、フォーム単体ではなく送信までの流れで見ると決めやすくなります。入力して、確認して、戻って直して、送信する。その一連の流れをスマートフォンで試すと、必要な確認なのか、ただ一画面増えているだけなのかが見えてきます。

たとえば、資料請求や申込のようにメールアドレスや希望内容を間違えると困るフォームなら、送信前に一度見直せるほうが自然です。逆に、短い相談フォームで入力項目も少ないなら、そのまま送れるほうが気持ちよく感じることもあります。確認画面は「丁寧そうだから入れる」ではなく、そのフォームの温度感に合わせて決めるのがよいと思います。

たとえば採用応募フォームでは、応募職種、連絡先、添付URLのミスが選考連絡に影響します。確認画面を入れるなら、自己PRの全文よりも、応募職種、氏名、メールアドレス、ポートフォリオURLのような後続対応に使う項目を見直しやすく並べます。

確認画面を入れたあとに見るべき数字

確認画面を追加したら、送信率だけでなく、入力ミスによる確認連絡が減ったかも見ます。確認画面を入れて送信数が少し落ちても、後工程の手戻りが減るなら、そのフォームでは意味があるかもしれません。

資料請求なら資料違いの問い合わせ、予約なら日程確認のやり取り、採用応募なら連絡先の入力ミスを見ます。確認画面はCVRだけで判断する部品ではなく、運用の安定にも関わる部品です。

一方で、短い問い合わせフォームで確認画面を入れて送信率が下がり、手戻りも特に減っていないなら、省く判断もあります。入れた後に見直せるよう、変更日と目的をメモしておくと振り返りやすくなります。

  • 送信率だけでなく手戻りの減少を見る
  • 変更日と確認画面を入れた理由を残す
  • 短いフォームでは省く判断も残す

Formie

フォームを作成する

会員登録なしで作成画面を試せます。項目を追加しながら、入力画面、確認画面、完了画面の流れをプレビューできます。

フォームを作成するイラスト