LPにフォームを埋め込むとき、先に決めておきたい設置位置と項目数
LPにフォームを置いたのに送信されない。そんなときに見直したい、設置位置、項目数、iframe埋め込み、完了画面、送信後の営業対応の話です。
LPのフォームは、ページの最後に置く飾りではありません。読み手が「問い合わせてみよう」「資料を見てみよう」と思った瞬間に、迷わず進める場所にあるかどうかで、体験はかなり変わります。フォームは小さく見えて、LPの最後の踏ん張りどころです。

目次
フォームは、気持ちが温まった直後に置く

LPでは、ページ下部にフォームを一つ置くだけだと、読み手が途中で迷います。ファーストビューのボタン、導入事例の下、料金やサービス内容の後など、行動したくなる場所からフォームへ移動できる導線を作ります。
たとえば、BtoBサービスの資料請求LPなら、ファーストビューではフォームを直接見せるより、資料の中身と対象者を読ませたあとに「資料を受け取る」ボタンでフォーム位置へ移動させるほうが自然です。逆に、すでにサービス名で検索して来る指名LPなら、上部にも短いフォーム導線を置いたほうが迷いにくいことがあります。
たとえば比較検討中のユーザー向けLPなら、機能比較や料金の下にフォーム導線を置くと、納得した直後に動きやすくなります。緊急性の高い相談LPなら、上部に電話やフォームへの導線を置き、詳しい説明の後にも同じフォームへ戻れるようにします。
フォームをページ内に埋め込む場合は、直前の見出しも地味に効きます。「無料相談を申し込む」「資料を受け取る」など、何のフォームなのかを一目で分かるようにしておきます。
長いLPなら、フォームそのものを何度も置くより、CTAボタンでフォーム位置へ移動できるようにする方法もあります。読み手が申し込みたいと思った瞬間に、フォーム位置やボタン名で迷わせないようにします。
LPでは、営業が欲しい情報を全部聞かない
LPのフォームは、資料請求、無料相談、セミナー申込など目的がはっきりしています。だからこそ、初回接点に必要な情報だけに絞ります。お名前、会社名、メールアドレス、希望内容。まずはここからで十分なケースが多いです。
たとえば無料相談LPなら、会社名、氏名、メールアドレス、相談したい内容の選択肢くらいで最初の連絡はできます。予算や導入時期まで聞きたい場合も、必須にするのではなく任意や選択式にしておくと、まだ検討初期の人が止まりにくくなります。
予算、導入時期、従業員数、課題の詳細まで必須にすると、送信前に止まる人が出ます。営業が後で聞けることは、フォームで最初から全部聞かなくてもいいはずです。
- 必須項目は初回対応に必要なものだけにする
- 選択式の項目で入力の手間を減らす
- 長い自由記述を必須にしすぎない
iframe埋め込みなら、LP本体とフォームを分けて運用できる
iframeでフォームを埋め込めると、LPは既存の制作環境で管理し、フォームだけを別で更新できます。キャンペーンごとにフォームを分けたい場合や、制作会社がクライアントサイトのフォームだけ差し替えたい場合にも扱いやすい方法です。
たとえば、春のキャンペーンLPと常設の資料請求LPで同じフォームを使い回すと、あとで回答を見たときに流入元の意図が混ざります。キャンペーンごとにフォームを分けてiframeを差し替えると、回答一覧やCSVを見たときに、どの訴求から届いた問い合わせかを整理しやすくなります。
たとえば広告媒体ごとにLPを分けている場合、フォームも媒体や訴求ごとに分けると、営業が回答を見るときに背景を理解しやすくなります。全LPで同じフォームを使うなら、hidden項目やURLパラメータで流入元を残せるかも確認します。
Formieでは公開したフォームに公開URLとiframeコードを発行できます。回答はフォーム単位で保存されるため、どのLPから届いた問い合わせかもあとから追いやすくなります。
ただし、iframeで置けば終わりではありません。LP側の余白、フォームの高さ、送信後の完了画面、スマートフォンでのスクロール感まで確認します。フォーム部分だけ浮いて見えないかも、実際のページ上で見ます。

最後はスマートフォンで見る
LP経由の訪問者は、スマートフォンでフォームを見ることも多いです。PCでは自然に見えても、スマートフォンでは選択肢が長すぎる、余白が詰まっている、完了画面の案内が見切れる、といったことがあります。
たとえば、PCでは横並びに見える説明文とフォームも、スマートフォンでは説明、CTA、フォーム、確認画面の順に長く続きます。フォーム直前の見出しが画面外に流れてしまうと、何を申し込む画面なのか分かりにくくなるため、スマートフォンではフォーム上部に短い補足文を残すほうが親切です。
埋め込み後は、フォーム単体ではなくLP全体の中で見ます。フォーム直前の説明、入力欄、確認画面、完了画面まで一度通すと、机上では気づかなかった小さな違和感が見つかります。
送信後の対応までLPの設計に含める
LPのフォームは、送信されたあとに営業や担当者が動きます。資料請求なら資料送付、無料相談なら日程調整、問い合わせなら担当部署への振り分けが必要です。
たとえば広告LPから届いた無料相談は、当日中に連絡するのか、翌営業日でよいのかを先に決めておきます。フォーム送信数だけを見ていても、初回返信が遅いと商談化しにくくなるため、回答確認の頻度もLP運用の一部です。
フォームの完了画面には、受付完了だけでなく、次に何が起きるかを書きます。返信目安や資料送付方法が分かると、回答者は送信後に待ちやすくなります。
運用側では、どのLPから来た回答か、誰がいつ見るかを決めます。フォームをLPごとに分けると、回答一覧やCSVで振り返るときにも整理しやすくなります。
- 完了画面に返信目安を書く
- LPごとにフォームを分けるか決める
- 回答を見る担当者とタイミングを決める

