フォームをGeminiで10分で作成する方法。できることと手直しのポイント
GoogleフォームのGemini機能でフォームの下書きを作る流れと、公開前に必ず直したい項目、確認画面や通知まわりの注意点をまとめます。
フォーム作成で時間がかかるのは、実は画面を作ることより、何を聞くかを決めるところです。Googleフォームでは、対象プランで使えるGeminiの「Help me create a form」から、プロンプトをもとにフォームの下書きを作れます。10分で公開まで終わらせるというより、10分でたたき台を作り、必要な手直しをして公開する。そう考えると、かなり使いやすい機能です。

使える環境かを先に確認する

Google公式ヘルプでは、GoogleフォームでGeminiを使って新しいフォームを作成できると案内されています。ただし、対象のGoogle WorkspaceまたはGoogle AIプランが必要で、機能は段階的に展開され、デスクトップで利用できる機能として説明されています。
つまり、すべてのGoogleアカウントで同じ画面が出るとは限りません。自分の画面で「Help me create a form」が見えない場合は、プランや管理者設定、展開状況の影響を疑います。
- 対象のGoogle WorkspaceまたはGoogle AIプランか確認する
- PCのブラウザでGoogleフォームを開く
- Help me create a formが表示されるか見る
10分で作るなら、プロンプトを細かく書く
Geminiに雑に「イベント申し込みフォームを作って」と入れると、あとで直す量が増えます。最初のプロンプトに、用途、対象者、集めたい項目、必須項目、選択肢、送信後に伝えたいことを入れます。フォームを作る前の打ち合わせメモを、そのまま渡す感覚です。
たとえば、社内セミナーの申し込みなら、名前、会社名、メールアドレス、参加希望日、懇親会参加、事前質問、個人情報の同意まで指定します。Google公式ヘルプでも、プロンプトは詳しく書くほど良い結果になりやすいと案内されています。
BtoB向けオンラインセミナーの申し込みフォームを作ってください。
- 参加者の氏名、会社名、部署名、メールアドレスを必須にする
- 参加希望日は「6月12日」「6月19日」「録画視聴希望」から選択
- 事前に聞きたいことを自由記述で入れる
- 個人情報の取り扱いに同意するチェック項目を入れる
- 送信後は、受付完了と参加URLを後日メールする旨を伝える生成後に、そのまま公開しない
AIが作ったフォームは、下書きとしては便利です。ただ、公開前には人が必ず見ます。質問の順番、必須項目、メールアドレスの収集、選択肢の抜け、説明文の言い回し、送信後メッセージを確認します。特に個人情報や申込条件に関わる文言は、AI任せにしないほうがいいです。
Google公式ヘルプでは、Geminiによるフォーム作成は新規フォームの作成に使える一方、複数セクションの作成や既存フォームの編集にはまだ対応していない旨も案内されています。複雑なフォームは、Geminiで骨組みを作ってから手で整える前提にします。

- 必須項目が増えすぎていないか見る
- メールアドレスと送信後メッセージを確認する
- 個人情報や同意文言は人が書き直す
- 複数セクションや分岐が必要なら手動で調整する
サイトに置くフォームは、最後に別軸で見る
Geminiでフォームの下書きが早く作れるのは便利です。ただ、企業サイトやLPに置くフォームでは、作成速度だけでは判断しません。サイトになじむ見た目か、確認画面が必要か、回答を誰が見るか、自動返信やCSV出力が必要かまで見ます。
Formieのようなフォーム作成ツールを使う場合でも、Geminiで質問項目のたたき台を作り、Formieで確認画面つきのフォームとして整える使い方はできます。AIは下書き、公開フォームは運用まで見て作る。この分担が現実的です。

