コラムへ戻る
ツール選定5

Googleフォームでのアンケートフォームの作り方

Googleフォームでアンケートフォームを作るときは、質問を並べる前に回答後の使い道を決めておくと迷いません。質問設計、セクション分け、スプレッドシート連携、共有前確認を扱います。

Googleフォームは、アンケートをすぐ作りたいときに頼りになります。Googleアカウントがあればブラウザで作れて、回答もフォーム内やスプレッドシートで見られます。ただ、便利だからといって質問を増やしすぎると、回答率も集計のしやすさも落ちます。作り始める前に、回答を集めたあと何を決めたいのかを一つ置いておくと、かなり作りやすくなります。

アンケート項目をメモしている日本人女性の写真

フォームを作り、回答目的を説明する

質問設計を考える雰囲気の写真

Google公式ヘルプでは、Googleフォームでオンラインアンケート、テスト、フォームを作成し、回答をリアルタイムに分析できると案内されています。アンケートを作るときは、タイトルと説明文に、回答時間、回答期限、結果の使い道を書きます。

たとえば「今後のセミナー内容を改善するためのアンケートです。回答時間は約3分です」と書くだけで、回答者は協力しやすくなります。社内アンケートでも顧客アンケートでも、目的が見えるフォームのほうが答えやすいです。

たとえば社内の働き方アンケートなら、「制度変更の検討材料にする」「個人評価には使わない」「部署別に傾向を見る」と説明します。目的を書かずに満足度や不満を聞くと、回答者はどこまで正直に書いてよいか迷います。

  • タイトルで何のアンケートか分かるようにする
  • 回答時間と締切を書く
  • 集めた回答を何に使うかを説明する

質問タイプを選び、自由記述を増やしすぎない

満足度はラジオボタンや均等目盛、複数回答はチェックボックス、属性はプルダウン、意見は段落で作ります。自由記述は便利ですが、回答者にとっては負担が大きく、集計する側も読む時間がかかります。

最初は選択式で答えやすくし、最後に自由記述を一つ置くくらいが現実的です。どうしても詳しく聞きたい場合は、必須にせず任意にしておくと、回答者の負担が少し下がります。

たとえばセミナー後アンケートなら、満足度を均等目盛、参加目的をチェックボックス、次に聞きたいテーマを短文回答にします。全問を自由記述にするより、主催者が次回テーマを決めやすく、回答者も移動中に答えやすくなります。

たとえば商品購入後アンケートなら、購入理由、満足した点、迷った点を選択式にし、最後に「改善してほしい点があれば教えてください」を任意の段落にします。先に選択肢で記憶を呼び起こしてから自由記述に進むほうが、具体的な声を拾いやすくなります。

長いアンケートはセクションで分ける

Googleフォームでは質問やセクションを追加できます。公式ヘルプでも、トピックごとにフォームを整理するためにセクションを追加できると案内されています。基本情報、満足度、自由意見のように分けると、回答者も進めやすくなります。

ただし、セクションを増やしすぎるとページ送りが多くなります。スマートフォンで答える人が多い場合は、1画面に詰め込みすぎないことと、ページ数を増やしすぎないことのバランスを見ます。

たとえば顧客アンケートで、購入経験がある人だけに利用頻度を聞きたいなら、最初に「購入したことがあるか」を置き、該当者だけ詳細セクションへ進めます。関係ない質問を見せないだけで、途中離脱と雑な回答を減らしやすくなります。

たとえばイベント後アンケートなら、参加者には満足度と次回聞きたいテーマを聞き、欠席者には参加できなかった理由だけを聞きます。同じフォームで全員に長い質問を見せるより、回答者の状況に合わせて短くできます。

回答はスプレッドシートに連携しておく

アンケート結果をあとで並べ替えたり集計したりするなら、回答をGoogleスプレッドシートに保存しておくと便利です。公式ヘルプでは、回答をフォーム内で確認でき、リンクしたスプレッドシートにも保存できると案内されています。

テスト回答を1件入れて、タイムスタンプ、質問ごとの回答、自由記述が想定どおりに並ぶか確認します。質問文を後から変えると、集計時に見出しが分かりにくくなることがあるので、公開前に文言を整えておきます。

たとえば社内の満足度調査なら、部署名や雇用形態を選択式にしておくと、スプレッドシートでフィルタしやすくなります。自由入力にすると「営業部」「営業」「セールス」のように表記が割れ、あとで集計前の整形作業が増えます。

たとえば顧客アンケートで流入元別に傾向を見たいなら、購入店舗、利用プラン、利用期間を選択式にしておきます。あとから自由記述を読むときも、どの属性の人が言っているのか分かると、改善の優先順位を付けやすくなります。

Googleフォームの回答結果を資料で確認する写真

サイトに置くアンケートなら見た目も確認する

社内向けならGoogleフォームの見た目でも問題ないことが多いです。一方で、企業サイトやLPにアンケートを置く場合は、フォームだけ外部サービス感が出ないか、送信後の案内が自然かも見ておきたいところです。

たとえば資料請求後アンケートをLPに置く場合、Googleフォームの画面に急に切り替わると、回答者は別サービスへ移動したように感じることがあります。短いアンケートでも、ページ本文、送信後メッセージ、プライバシーポリシーへの導線まで含めて見ます。

Formieで作る場合は、LPや記事ページの中にアンケートだけを埋め込み、回答はフォーム単位で確認する運用になります。キャンペーン後アンケートや資料請求後アンケートのように、サイト上の前後文脈まで含めて見せたいときに検討しやすい選択肢です。

Formie

フォームを作成する

会員登録なしで作成画面を試せます。項目を追加しながら、入力画面、確認画面、完了画面の流れをプレビューできます。

フォームを作成するイラスト