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WordPress運用5

Contact Form 7 add confirm系プラグインのメリット・デメリット

Contact Form 7に確認画面を足す前に、導入の手軽さ、更新時の確認、表示調整、保守範囲を分けて見ます。制作後に困りやすい場面も整理します。

Contact Form 7に確認画面を追加したいとき、add confirm系のプラグインや確認画面アドオンを探す人は多いはずです。すぐ導入できるのは魅力です。ただ、クライアントサイトで使うなら、入れた瞬間だけでなく、更新や表示調整まで含めて見ておきたいところです。

Contact Form 7の確認画面をイメージしたイラスト

一番の良さは、今のフォームを壊さず試せること

確認画面プラグインの注意点に合うキーボード写真

すでにContact Form 7でフォームを作っている場合、確認画面アドオンを使うと、既存のフォームを大きく作り直さずに入力、確認、送信の流れへ近づけられます。WordPress管理画面の中で完結するため、制作者にもクライアントにも説明しやすい方法です。

たとえば会社サイトの問い合わせフォームが1つだけで、氏名、メールアドレス、問い合わせ内容を送るだけなら、既存フォームに確認画面を足す小改修で済むことがあります。新しい運用を増やさず、現在の保守契約の範囲で説明しやすいのが利点です。

たとえば公開から数年経った企業サイトで、フォームの見た目やメール通知はそのまま使いたいが、送信前の確認だけ追加したい場合にも向いています。既存の固定ページ、テーマ、問い合わせ導線を大きく触らずに済むため、短い保守作業として提案しやすくなります。

問い合わせフォームが数個だけで、通知メール中心の運用なら、この方法で十分なこともあります。新しいサービスを契約せずに済む点も、クライアントにとっては分かりやすいメリットです。

ただし、確認画面を足す目的は先に決めます。メールアドレスや希望日を見直してもらいたいのか、発注担当者が確認画面を求めているだけなのかで、導入後に見るべきポイントが変わります。

デメリットは、プラグイン同士の組み合わせが増えること

確認画面、スパム対策、データ保存、CSV出力、同意チェックなどを追加していくと、Contact Form 7の周辺プラグインが増えていきます。ひとつひとつは便利でも、WordPress本体やContact Form 7の更新時に表示や送信の確認が必要になります。

たとえば確認画面はadd confirm系、保存は別プラグイン、スパム対策はreCAPTCHA、CSV出力はさらに別の拡張という構成になると、フォーム自体は1つでも確認すべき組み合わせが増えます。制作時は動いていても、更新後にどのプラグインが影響したのか追いにくくなることがあります。

たとえばテーマ側でフォーム周りのCSSを調整しているサイトでは、確認画面の追加後に余白やボタンの並びだけが崩れることがあります。送信処理は動いているため見落としやすいですが、スマートフォンで戻るボタンと送信ボタンが近すぎると、回答者には使いにくいフォームになります。

クライアントサイトを複数保守している場合、この確認作業は地味に重くなります。フォームが壊れていると問い合わせ機会を失うので、「更新したら送信テストする」くらいの運用は最初から決めておきたいところです。

  • WordPress本体更新後に送信テストをする
  • Contact Form 7更新後に確認画面を確認する
  • データ保存やCSV出力を別プラグインに頼るか確認する

確認画面に何を出すかも調整が必要

確認画面を入れれば終わりではありません。説明文まで全部出てしまう、チェックボックスの表示が分かりにくい、ラベルと値がずれる、といった細かい調整が必要になることがあります。

たとえば資料請求フォームで「希望資料」を複数選択にしている場合、確認画面で選択肢が改行されず読みにくくなることがあります。入力画面では自然に見えても、確認画面ではラベル、値、注釈の並びが変わるため、実際の回答パターンで見ておく必要があります。

たとえば見積依頼フォームで「建物種別」「希望時期」「相談内容」を受け取る場合、確認画面では回答者が最終確認すべき項目だけをはっきり見せたいところです。入力補助の説明文や注釈まで同じ強さで出ると、どこを確認すればよいか分かりにくくなります。

確認画面は、回答者が見直すべき項目だけが読みやすく並ぶのが理想です。フォームのHTML構造やラベルの書き方に左右される場合もあるため、制作時にはスマートフォン表示まで確認します。ここを省くと、あとで小さな修正が積み上がります。

特に同意チェック、ラジオボタン、複数選択、ファイル添付のような項目は、確認画面でどう見えるかを実際に送信して確認します。入力画面では自然でも、確認画面で意味が伝わりにくいことがあります。

WordPressフォーム周りの設定を確認する作業写真

別ツールを使う判断もある

確認画面、回答保存、CSV出力、クライアントによる項目変更までまとめて必要なら、Contact Form 7に機能を足し続けるより、フォーム作成ツールへ切り出すほうが楽な場合もあります。

たとえば制作会社が複数クライアントのフォームを保守していて、各社から「項目を1つ追加したい」「回答一覧をCSVで見たい」「完了画面の文言を変えたい」といった相談が続くなら、WordPress内の拡張だけで抱え込むほど運用が重くなります。

Formieは確認画面を前提にしたフォーム作成ツールです。公開URLとiframe埋め込みに対応しているため、WordPressサイトにフォーム部分だけを置き、回答管理はFormie側で行う運用もできます。

導入後は更新時のテスト手順を残す

確認画面プラグインを入れたら、導入時だけでなく更新時のテスト手順も残します。WordPress本体、Contact Form 7、確認画面アドオン、スパム対策プラグインのいずれかを更新したあとに、入力、確認、送信、通知メールまで通す流れです。

クライアントサイトでは、確認画面が一見表示されていても、メールタグの値が崩れていたり、必須チェックの戻り方が分かりにくくなったりすることがあります。小さなフォームでも、公開後の確認を保守範囲に含めるか決めておきます。

この手順まで含めて説明できるなら、add confirm系プラグインは現実的な選択肢です。逆に、更新確認を続ける体制がないなら、フォーム部分を別ツールに分ける提案も検討します。

  • 更新後に入力、確認、送信まで通す
  • 通知メールと回答保存の両方を確認する
  • 保守範囲に送信テストを含めるか決める

Formie

フォームを作成する

会員登録なしで作成画面を試せます。項目を追加しながら、入力画面、確認画面、完了画面の流れをプレビューできます。

フォームを作成するイラスト