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用途別5

会社の問い合わせフォームの作り方。最初に決める項目、完了画面、社内対応

会社サイトの問い合わせフォームは、項目を増やすほど丁寧になるとは限りません。必須項目、確認画面、完了画面、部署振り分け、社内対応の順に、最初に決めるべきことを見ていきます。

会社の問い合わせフォームは、作ること自体よりも、送られたあとに対応できる状態まで設計しておく必要があります。名前、メールアドレス、問い合わせ内容を置けば形にはなりますが、誰が見るのか、いつ返信するのか、送信後に何を伝えるのかを決めておかないと、せっかくの問い合わせが埋もれてしまいます。

会社の問い合わせ対応を確認する日本人女性の写真

必須項目は、返信に必要なものから始める

会社名、部署名、電話番号、住所、予算、導入時期。問い合わせフォームには聞きたい項目が増えがちです。ただ、最初から多くを必須にすると、問い合わせ前の心理的な負担が上がります。

たとえばBtoBの資料請求に近い問い合わせなら、会社名とメールアドレスは必要でも、住所や電話番号は初回返信後で足りることがあります。逆に修理受付や現地訪問が前提の問い合わせなら、電話番号や地域を早めに聞くほうが対応しやすくなります。

たとえば製造業の会社サイトなら、「部品の見積もり」「採用について」「協業の相談」で必要な情報が変わります。見積もりでは対象製品や希望数量が必要でも、採用問い合わせでは電話番号より希望職種や連絡可能時間のほうが大事なことがあります。

まずは、お名前、メールアドレス、問い合わせ内容を中心にします。BtoBなら会社名を足してもよいですが、電話番号や住所は本当に初回返信で使うかを確認します。あとから聞ける情報まで、最初のフォームで必須にしないほうが送信されやすくなります。

  • 返信に必須の項目だけを必須にする
  • 電話番号を必須にする理由を確認する
  • 問い合わせ内容は自由記述で受け取る

完了画面には、返信目安を書く

送信後に「ありがとうございました」だけだと、回答者は次に何が起きるのか分かりません。会社の問い合わせでは、1営業日以内、2〜3営業日以内など、返信目安を書くだけで安心感が出ます。

たとえば設備トラブルや予約変更のように急ぎの連絡が混ざる会社なら、完了画面に営業時間中の電話番号を添えます。通常の資料請求や相談受付なら、返信目安と休業日の扱いだけを書き、過度に営業色の強い案内は避けます。

たとえば年末年始や夏季休業中も問い合わせを受け付ける会社なら、「休業期間中の送信分は1月6日以降に順次返信します」のように、通常時と違う返信目安を出せると親切です。完了画面にその一文があるだけで、回答者の再問い合わせを減らせます。

急ぎの問い合わせがある業種なら、電話番号や営業時間も完了画面に置きます。入力画面だけでなく、確認画面、完了画面まで含めて問い合わせ体験です。

完了画面の文言は、営業色を強くしすぎないほうが自然です。受付したこと、返信目安、休業日の扱い、必要なら控えメールの確認だけを短く伝えると、送信後の不安を減らせます。

会社の問い合わせフォーム項目をメモで整理する写真

社内で誰が見るかを決めてから公開する

フォームは公開して終わりではありません。通知先のメールアドレス、回答管理画面を見る人、返信担当、休業日の扱いを決めておくと、運用が安定します。

たとえば「採用に関するお問い合わせ」「サービス資料について」「その他」を問い合わせ種別で分けておくと、一次受け担当が社内転送しやすくなります。種別を細かくしすぎると回答者が迷うため、最初は3〜5個くらいの大きな分類で十分です。

たとえば営業部、採用担当、サポート窓口が同じフォームを見る会社では、件名だけで判断するより、問い合わせ種別を1つ選んでもらうほうが初動は早くなります。ただし「製品A」「製品B」「代理店」「広報」「IR」のように細かくしすぎると、回答者が分類に迷って送信前に止まりやすくなります。

問い合わせ内容によって、営業、採用、総務、サポートなど担当部署が分かれる会社もあります。最初から細かく振り分けるのが難しければ、まず一次受けの担当を決め、必要に応じて社内転送する形でも構いません。

Formieでは、問い合わせフォームのテンプレートから作成を始められます。公開URLやiframeで会社サイトに置けて、届いた回答は管理画面で確認できます。メール通知に頼りきらず、管理画面で回答そのものを追える状態にしておくと、通知不達が起きても問い合わせを失いません。

  • 通知先と返信担当を決める
  • 休業日や返信目安を完了画面に書く
  • 回答一覧を確認する場所を共有する

確認画面で見直す項目を絞る

会社の問い合わせフォームでは、確認画面にすべての説明を出す必要はありません。見直してほしいのは、メールアドレス、電話番号、会社名、問い合わせ内容など、間違えると返信や社内共有が止まりやすい項目です。

たとえばメールアドレスが1文字違うだけで返信できず、電話番号も任意にしていると、会社側は問い合わせ内容を読めても返答できません。確認画面では、連絡先と問い合わせ種別を目に入りやすくして、送信前に本人が気づける状態にします。

問い合わせ内容が長文になる場合は、確認画面で読みやすく表示されるかも見ます。改行がつぶれていないか、スマートフォンで長すぎないかを確認すると、送信前の見直しとして機能しやすくなります。

確認画面を入れる理由を社内で共有しておくと、あとから項目追加が出たときも「入力ミスを減らすためか」「確認不要な情報か」で分けられます。単に慣習で付けるのではなく、返信ミスを減らすための画面として扱います。

公開前に1件送信して、回答管理まで見る

問い合わせ対応の社内フローを確認する打ち合わせ写真

会社サイトにフォームを置く前に、担当者自身がスマートフォンから1件送信します。入力しにくい項目がないか、確認画面で重要項目が見えるか、完了画面で次の流れが分かるかを通して見ます。

送信後は、通知メールだけでなく回答管理画面も確認します。メールが迷惑メールに入った場合でも回答が残っているか、社内担当がどこを見ればよいかを確認しておくためです。

たとえばスマートフォンで会社名を入力したときに欄が狭すぎる、問い合わせ種別の選択肢が長くて読みにくい、完了画面の返信目安が古い、といった問題は、管理画面だけを見ていても気づきにくいです。実際に1件送ることで、回答者側と社内側の両方を確認できます。

公開後は、月に一度でもよいのでテスト送信の手順を残します。問い合わせフォームは普段目立ちませんが、壊れたときの損失が大きい導線です。

  • スマートフォンで入力から完了まで確認する
  • 通知メールと回答管理画面の両方を見る
  • テスト送信の手順を社内メモに残す

Formie

フォームを作成する

会員登録なしで作成画面を試せます。項目を追加しながら、入力画面、確認画面、完了画面の流れをプレビューできます。

フォームを作成するイラスト